二十四節気・冬至

冬至の前に寒波去り雪も消えた=12月21日朝
冬至。1年で最も昼が短く、夜が長い日。

光芒を伴う朝日、夏よりずっと右側、南東方向から上がる
国立天文台のホームページによると今年の日の出時間は東京が6時47分、日没は16時32分。
前日21日は日の出6時47分、日没16時31分。
23日は6時48分、16時32分と昼は9時間35分。
また筆者の住む福井県では福井市は冬至の日の出7時2分、
1分刻みの表示ではちょっと数字が合わないが、秒単位で計算すると違ってくるのだろうか。

冬至の夕日。夏ならほぼ正面に日が落ちるのだが、ずっと左に南西に寄っている
冬至というと夜が長いということから日の出が最も遅いようなイメ
東京では今年の12月31日が6時50分、
福井でも12月31日に7時6分となり1月12日まで遅い日の出が続く。
冬至はこの日以後日が長くなることから「一陽来復」と言われた。粥や南瓜を食べる習慣もある。ゆず風呂にはいるところもある。「雪下出麦」(ゆきわたりてむぎいずる)など言われてきた。

寒さの緩んだ冬至。民家の裏では集めた木の枝を燃やしていた
次の二十四節気は「小寒」。年が明けて1月5日となる。