コウノトリひな4羽足輪つけても元気

コウノトリ

7月8日に識別のための足輪を取り付けられた福井県坂井市のコウノトリのひな4羽。一時的に親鳥から離され、巣から下ろされ、1時間以上血液最終などの身体検査と足輪を取り付ける作業が行われ再び巣に戻された。心配そうに巣の周りを飛んでいた親鳥、足輪を付けるとき怖いのかじっと動かないままだったひな。親子関係が元通りに戻るのか心配した。

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巣に戻されてから10分後に近くの電柱でじっと見ていた親鳥は戻ってきた。それでもひなは怖かったのかしばらく巣の中から顔を出さなかった。

巣の上で羽根を広げるひな、左は親鳥=2019年7月10日

一時的に親鳥が巣を離れた親鳥が、えさをもって帰ってきた=2019年7月10日

9日、10日と短い時間だが巣を見にいった。以前と同じようにひなたちは、親鳥が餌を与えると元気に群がるように食べていた。時折立ち上がり、巣立ちに備えて羽根を広げる様子も見られた。餌を取りに行くため一時的に親鳥が巣を離れることもあった。

口の奥から餌を戻してひなに与える親鳥

親鳥(左)と4羽のひな=2019年7月9日

遠くから見ると親鳥と見間違えるように大きく育ってきたひな。順調にいけば月末ごろには巣立ちという。ただ親が離れたとき、巣立ち前にほかのコウノトリに襲われることもあるという。何にもできないけど見守っていきたい。

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