福井県坂井市の小さな集落の電柱にコウノトリのつがいが巣を作ってから7月中旬で2か月半。巣のある場所を知ってから2か月になる。休みの日や通勤の行き帰りなどつい近くに立ち寄りカメラを向けてきた。7月17日、4羽のひなが雄と雌が2羽ずつであることがわかった。足輪を取り付けるときに採取した羽根などからの遺伝子検査で判明した。体格差も余りなり、坂井市の自然と見守る人々が作った子育て環境が、バランス良のよい成長の助けとなっていることがわかる。
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最初は交代で巣を守る親鳥しか見えなかったのが、ひなが生まれ、少しだけ小さな頭が見えるようになり、さらに4羽とわかった。今では親鳥とあまりわからないまでに大きくなった。
16日朝は親鳥に見守られて4羽が代わる代わる羽根を広げていた。巣の中で少しジャンプして飛び上がる様子も見得た。動きが大きいと巣から落ちないか心配にもなる。
もう一羽の親鳥が帰ってきて一瞬巣の中に大きな鳥が6羽そろう時があった。餌を持って帰ると子供たちは群がって食べていた。
時々親鳥が離れて4羽の子供だけになることがある。以前は巣を離れることは絶対なかったのだが、大きく育ってほかの鳥に襲われる心配がないと判断しているのだろう。
月末ごろには巣立ちが始まるという。
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