
巣の中で飛び上がるひな、左が親鳥=2019年7月24日
福井県坂井市の集落で電柱の上に設けた巣で生まれた4羽のコウノトリのひなの巣立ちが近づいている。4羽は少し成長の差があるようには見えるが順調に育ち、巣の上で羽根を広げて1メートル以上飛び上がるひなもいる。親鳥は時々餌を持って帰るが、巣を離れることも多く巣立ちを待っているようだ。
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7月24日、わずかな時間だが巣を見に行った。4羽のうち一番大きそうなひなは上に上がって風に乗ってか少し横にも動く。

えさを与えるため親鳥が戻ってきた=7月24日
親鳥が戻ってきて餌を与えると群がるように突っついている。親鳥ともう大きさは変わらない。連日の餌取りで羽根が少し茶色くなっているように見える親鳥と比べると羽根は白くてきれいだ。

飛び上がるひな
ふ化してもう2か月はたっただろう。少し離れた道路には入れ替わり立ち替わり人々が見に来る。夏休みで子供連れも多い。毎日見に来ているという人もいる。元気に無事巣立ちしてほしいけど、いなくなってしまうと寂しいと話していた。

近くの電柱の上で見守る親鳥

餌を与えた親鳥はしばらくすると巣を離れ、子供たちだけにする
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