福井県坂井市の集落にコウノトリが巣を作ったという話を聞いて巣を見に行くようになって2か月。コウノトリが気になって時間があれば寄るようになった。今は親鳥と同じような大きさまで育ち、もうしばらくするといなくなってしまうと、なお気になってしまう。
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巣立ちが確認された若鳥も含め4羽仲良く巣に立つ=2019年7月28日7月26日に巣立ちが確認され、2日後の28日の様子を見に行った。午前11時過ぎに行くとこども4羽が巣に立っていた。巣立ちが確認されているのだからもうひなではなく若鳥と呼ぶべきだろう。集落の人たちも楽しそうに見ていた。県外から写真を撮りに来た人もいた。自主的に集落の人たちが交通整理をしてくれているのでこれまで見学者の事故が出ていない。人が多くて迷惑に思うことも多いだろうが、ありがたい。
巣に立っていた4羽の若鳥のうち右端の1羽が少し浮き上がったかと思うとさっと飛んでいった。この鳥はもう自在に飛べるようだ。近くの田んぼに降りるかもしれないと追っていったら、また反転して巣に戻っていった。
10分ほどして親鳥がやってきた。餌を巣の中に戻すと若鳥が群がる。一応巣立ちした若鳥も、まだ親のすねをかじっているようだ。餌を与えたあと、親鳥はしばらく近くを旋回していた。こどもたちに飛ぶ姿を見せているようだった。これから親鳥は本当の巣立ちを促すため餌を運ぶ回数もへっていくだろう。
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