10月30日、31日の2日間、九州から北陸にかけての広範囲で黄砂が観測された。気象庁によると、黄砂は春に飛来することが多く、秋に観測されたのは2013年10月以来6年ぶり。。
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ユーラシア大陸のゴビ砂漠付近で強風により砂嵐が発生、巻き上げられた砂が上空の偏西風によって東に運ばれたとみられ、29日には朝鮮半島で黄砂が観測されていた。
観測されたのは富山、石川、福井、岡山、広島、愛媛、大分の各県。水平方向に見通しが利く距離「視程」は、いずれも10キロ以上という。福井県など北陸地方は秋に観察するのは2010年11月以来9年ぶりだった。
俳句の世界では朝霧は秋の季語。霞は春の季語。春と秋が交互にやってくるような空だ。
気象庁は、これから数日、日本付近に黄砂が飛来する可能性があるとしている。
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