冬至は北半球では一年で最も昼が短く、夜が長い日。地球が傾いているため北半球では太陽からの距離が最も遠い日だ。太陽の高さは最も低く、伝わる熱が弱い。冬至を過ぎると光の強さも増し、日の当たる時間は増えてくる。
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2019年の冬至は12月22日。
実際は地面に熱が残っているため、冷えて寒さが増すのは冬至を過ぎてから1か月ほどあとで立春ごろまでが本当の寒い時期だ。
札幌は日の出が7時3分、日の入りは16時3分。
東京の日の出は6時47分、日の入りは16時32分。
福井県は日の出が7時2分、日の入りは16時45分
福岡は日の出が7時19分、日の入りは17時14分
北へ行くほど昼が短くなる。特に日の入り時間が早くなる。根室では冬至の12月22日は15時45分に日没を迎える。
この日の最低気温は東京で5・1度、福井で3・3度と平年よりわずかに高め。暖冬の予想も出ていて、福井など北陸では高い山を除いて雪なしの冬至だ。
冬至には南瓜を食べたりゆず湯に入ったりする風習がある。
【歳時記】冬の季語だ
行く水のゆくにまかせて冬至かな 鳳朗
仏壇に水仙活けし冬至かな 正岡子規
酒になる水やはらかき冬至かな 大屋達治
海鳴りやことに冬至の運河べり 水谷郁夫
次の二十四節気は小寒 1月6日
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