暖冬の立春は青空、これから少し寒く

二十四節気

二十四節気・立春

太陰太陽暦では新年が明け、春が始まる頃とした。春風とともに寒さがやわらぎ春の装いがやってくるころ。寒さは残っているが梅のつぼみが膨らみ日の光も色合いも微妙に変わってくるころだ。2020年の立春は2月4日。

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  北国では長い冬がようやく終わりを迎えようとし、春が近づく頃を喜んだ。 しかし今年は記録的な暖冬で、西日本では1月までの積雪はゼロ。北陸の福井でも積雪ゼロ。気温も平年より高く、今年は今ひとつ立春の喜びが実感できない。

 2月4日は福井市の最低気温は平年より2.6度高い2.3度と3月中旬の暖かさだった。朝は雲がやや多かったが、昼前には積雲が浮かぶ穏やかな青空が広がった。全国的に平年より高く、東京の最低気温は平年より3.7度高い4.8度を記録した。立春という言葉にふさわしい

 ただ立春過ぎて5日ごろから寒気が強まり冬型の気圧配置となる。天気予報では北陸でも雪マークが現れ、今冬初の積雪があるか注目される。


 【歳時記】春の季語

音なしに春こそ来たれ梅一つ 召波

春立つや朝夕はまだ海の音  麦水

立春の駅天窓の日を降らし  寺島ただし

象の鼻ぶらりと春が来ておりぬ 山下裕子


前の二十四節気は大寒 1月20日

次の二十四節気は雨水 2月19日

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