寒い春分これから暖かく

二十四節気
前日より寒くなったが穏やかな春分の空

二十四節気・春分

太陽が真東から上り、真西に沈む春分。昼と夜の時間がほぼ同じになります。1年間で春分と秋分の2回同じ事象が起こりますが、秋分はその後夜が長くなっていくのに対し、春分は昼が長くなっていきます。日照時間が長くなり次第に暖かさが増してきます。

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 2020年の春分は3月20日です。春分前日の3月19日は最高気温が20度を超える地域も多く、春本番の暖かさでした。東京では既にソメイヨシノの開花も宣言されています。福井では朝から好天となり、きれいな夕日も見えました。

春分、秋分をはさんだ7日間を彼岸と呼びます。ちょうど真西に日が沈むことから西方浄土に近づける期間と信じられてきました。春彼岸の中日が春分、秋彼岸の中日が秋分の日です。

 しかし3月20日は再び寒気が到来し寒くなりました。朝から雨模様で、一時的にあられも降りました。午後からは冬型の気圧配置も緩み、青空が戻ってきました。福井市の最低気温は7 . 2度と最高気温が11 . 2度と肌寒い日となりました。東京は最低気温が12 . 7度、最高気温が18.7度と前日よりは寒かったです。

 これから三寒四温の日が続き、暖かくなっていきます。新型コロナウイルス感染に見舞われている日本もこれから気温が高くなって感染が下がるとうれしいのですが。

春分の3月20日夕日は真西に沈んだ=福井県あわら市の竹田川

 【歳時記】春の季語です

春分のおどけ雀と目覚めけり  星野麥丘人

春分の西も東も海ばかり  中村棹舟

彼岸潮一の鳥居を岩の上  大平芳江


前の二十四節気は啓蟄 3月5日

次の二十四節気は清明 4月4日

 

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