2020-05

七十二候

麦畑の色濃く刈り取りも進む【七十二候】

七十二候・麦秋至(むぎのときいたる)  5月31日は七十二候の第二十四候、麦秋至。文字通り春先青々としていた麦が茶色く色づくころだ。  福井県の福井平野は麦の茶色と、田植えされた水田の緑とモザイク模様となっている。...
七十二候

古来から親しまれた紅花 暑さ戻りいろいろ花盛り

七十二候 紅花栄(ばにばなさく)  紅花は紅色の染料や食用油をとるため古代から栽培されていた。日本でも「万葉集」に「末摘花(すえつむはな)」という花名で出てくる。キク科の植物。源氏物語の女性の名前にもなっている。  2...
七十二候

肌寒い小満、静かに夏は間近に

二十四節気・小満 七十二候・蚕起食桑 5月20日朝の空  季節を表す言葉の多い二十四節気のうち「小満」は直接的に季節の出来事や自然をさす言葉ではない。「万物次第に長じて天気に満ち始める」という意味。春から夏に向かい。生命が満ち...
七十二候

初春とは違う細い筍が生えてくる【竹笋生】

七十二候・竹笋生(たけのこしょうず) 七十二候ではタケノコが出てくるころという。ふだん食卓にあがる筍は孟宗竹のタケノコで早いところでは3月には収穫される。この七十二候は時期が大幅にずれているように思えるが、5月から6月にかけてでてく...
風景

ミミズ出てきそうな小雨模様

七十二候・蚯蚓出(みみずいづる)   七十二候の蚯蚓出(みみずいづる)。立夏の第2侯だ。 2020年は5月10日。暖かくなり地面からミミズがはいでてくるころを表す。  前日の雨も上がり、時折青空も見える朝。土を掘ればミミズも...
七十二候

立夏、空には輪が鮮やかな暈

二十四節気・立夏 七十二候・蛙始鳴  立夏は二十四節気で夏の始まり。2020年は5月5日。男の子の成長を願う端午の節句とも重なった。季節を細かく分けた七十二候では「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」の日とされた。  5...
七十二候

七十二候どおりボタン満開

七十二候・牡丹華(ぼたんはなさく) 牡丹華は二十四節気は夏間近な期間、「穀雨」の3候目の言葉。文字通り牡丹が咲くあたたかくなったころを表す。  2020年は4月30日。暖かくちょうど庭のボタンが満開になった。  ...
一覧

2020年度の「七十二候」一覧

二十四節気が太陽の動きに合わせて1年を24の期間に分けそれぞれ気候に関する言葉を付けたものですが、七十二候は二十四節気ごとにさらに3つの期間に分けた言葉です。ほぼ5日づつになります。昔の人はきめ細かく季節の変化を感じ言葉にしていたことがわ...
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