二十四節気・夏至 七十二候・乃東枯
太陽が最も北東から上がり、最も空高くなり、最も北西方向に沈んでいく日。太陽は赤道から最も北に離れ、北半球では太陽が一番近い日で、昼の時間が長い日だ。夏至をピークに夜の時間が少しずつ長くなっていく。
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地表に届く太陽の光の強さと暑さにはずれがあり、夏至後に本格的に暑くなっていく。2021年は6月21日が夏至。全国的に好天となった。梅雨入りした北陸地方も朝から巻雲や巻積雲の広がる青空。最低気温は16度台の涼しい朝で気温はあまり上がらない過ごしやすい夏至の一日となりそうだ。
夏至は日の出や日没が一年で最も北側に移る日。北西の日没でこれまで夕日が見えなかった方向でも夕焼け空が見えてくる。
や七十二候は乃東枯(なつかれくさ かるる)。夏枯草(かごそう)の花が枯れたように黒ずむころを現すという。夏枯草はウツボグサの呼び名。
【歳時記】夏の季語
天日を仰ぐことなく夏至も過ぐ 稲岡 長
夏至夕べもう一仕事出来さうな 河野美奇
夏至の夜の港に白き船数ふ 岡田日郎
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