七十二候・大雨時行(たいう ときどきに ふる)
七十二候の第三十六候、ちょうど1年の折り返しは「大雨時行」。この場合の大雨は夕立のような急な激しい雨を指す。
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もともとは夕立を意味していたことば。最近の夕立は急に発達した積乱雲で降るゲリラで、都会などでは被害がでることもある。大暑を迎え真夏の上昇気流がもたらす現象だ。
2020年は8月2日。ことしは梅雨明けが遅く近畿は7月31日、関東甲信は8月1日に明けるなど夏の前半は長梅雨。異常な冷夏だった。8月2日にようやく北陸と東北北部が梅雨は明けとなった。しかしまだ空に力強さがなく。夕立も来そうもない一日だった。
前の七十二候は土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし) 7月27日
次の七十二候は涼風至(すずかぜいたる) 8月7日=立秋
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