二十四節気・立秋、七十二候・涼風至
秋の始まりを意味する立秋。太陽の黄経が135度で夏至のころよりも少し日が傾き影も長くなってきた。ただ温度は最も暑いころになる。
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平安の歌人も「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風おとにぞ おどろかれゐぬる」と詠んだように、古来からも暑い日だったが風から秋を感じようとした時期だった。
2020年は8月7日が立秋。ことしは猛暑が日本列島を覆っている。
しかし水田では稲が実り始め、しっかりと秋を感じさせてくれる。
7日朝は未明にやや強い雨、午前も小雨模様で少し涼しさを感じさせる。
立秋以降の暑さは残暑となる。
【歳時記】秋の季語
秋来にけり耳をたづねて枕の風 芭蕉
秋たつや何におどろく陰陽師 蕪村
夕やけや人の中より秋の立つ 一茶
立秋や国語辞典の位置正す 東和歌子
前の二十四節気は大暑 7月22日
次の二十四節気は処暑 8月23日
前の七十二候は大雨時行(たいうときどきにふる)8月2日
次の七十二候は寒蝉鳴(ひぐらしなく) 8月12日
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