七十二候・蒙霧升降(ふかききりまとう)
七十二候の第三十九候は蒙霧升降る。残暑は厳しくとも朝夕の気温は下がり、早朝森や湖に霧が立ちこめるころという意味。
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2020年は8月17日。残暑という名の下に猛暑が続く最近は実感しない言葉だが、北海道の摩周湖や本州の高原では霧の朝が現れることもある。
ことしは厳しい残暑で北陸地方では霧が出そうもない。
前の七十二候は寒蝉鳴(ひぐらしなく) 8月12日
次の七十二候は綿柎開(わたの はにしべ ひらく) 8月23日
【歳時記】霧は夏の季語
摩周好し騎士の如くに霧迫り 梶山千鶴子
谷底へ朝霧の壁落ちてゆく 吉村忠太郎
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