白露、風の強さに秋の気配

七十二候

二十四節気・白露(はくろ) 七十二候・草露白(くさつゆしろし)

 ススキの穂が顔をだし、秋の気配が感じられるころ、朝夕の涼風に冷気が混じり始め、夜間気温が低下して空気中の水蒸気が露となって草の葉につくころとされる。

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 2020年は9月7日、ことしは残暑が特に厳しく最低気温も熱帯夜の25度前後が続いているので露は見えそうもない。7日朝の福井市の最低気温は26・7度と熱帯夜となった。

 台風10号が九州の西を通過したため北陸地方も風が強い。朝は青空に巻積雲が流れていたが、昼前から曇り空となり雷警報も出た。


前の二十四節気は処暑・8月23日

次の二十四節気は秋分・9月22日

前の七十二候は禾乃登(こくものすなわちみのる)・9月2日

次の七十二候は鶺鴒鳴(せきれいなく)・9月10日


【歳時記】秋の季語

姿見に一樹映りて白露かな  鷲谷七葉子

ゆく水としばらく行ける白鷺かな 鈴木鷹夫

白鷺の夜ことば少なく妻といる  景山恒太

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