二十四節気・小雪(しょうせつ) 七十二候・虹蔵不見(にじかくれてみえず)
二十四節気も本格的な冬が近づいてくる。紅葉もそろそろ終わりかけとなり、朝晩の冷え込みが強まり雨が雪に変わっていくころ。二十四節気の「小雪」は陰暦では十月の中旬。2020年は11月22日。
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七十二候の「虹蔵不見」は雨粒に光りが屈折して発生する虹は、雪の中では現れない。小雪と連動した季節の言葉だ。
2020年は11月半ばには最高気温が25度を超える夏日が連続して現れるなど暖かい日が続き、平地ではまだ雪の雰囲気はない。
最低気温は東京で8・5度、福井では5・8度と朝晩の肌寒が戻ってきた。
【歳時記】冬の季語
小雪という日の青空が深すぎる ちいずか存
小雪の箸ひとひらの千枚漬 長谷川かな女
小雪の日や詩心の空回り 中嶋宏枝
次の二十四節気は大雪(たいせつ)12月7日
次の七十二候は朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)11月27日
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