2020-12

七十二候

雪の下で麦芽吹くころ、年末寒波が到来

七十二候・雪下出麦(ゆきわたりてむぎいずる)  2020年最後の七十二候。七十二候は立春を起点とするため、六十六候となる。  雪に覆われた麦畑で、雪の下から麦が芽ぶいているころという意味。温暖化のため実際にはもっと早くか...
七十二候

寒さで鹿の角折れる頃、雪の備えを

七十二候・麋角解(さわしかのつのおつる)  七十二候の第六十五は麋角解(さわしかのつのおつる)。麋は大きなシカ。大陸に住むオオシカやヘラシカを表す。冬の雪に備えて鹿の角が折れる頃という意味。日本では見られない風景だ。 ...
七十二候

冬至、一陽来復 これから光が強まる

二十四節気・冬至 七十二候・乃東生(なつかれくさ しょうず) 冬至が近づき日没の地点は南へと動いていく  冬至は北半球では1年中で昼が最も短く夜が長い日。太陽の「高さが最も低い。2020年は12月21日。  2020年最...
七十二候

サケの遡上する日は全国雪模様

七十二候・鱖魚群(さけのうおむらがる)  七十二候の第六十三候は鱖魚群(さけのうおむらがる)。冬を迎えサケが海から産卵のために川を遡上するころを表す言葉だ。2020年は12月16日。  ことしは東日本を中心に強い冬型の...
七十二候

クマ穴にこもる頃、寒いが薄日差す

七十二候・熊蟄穴(くまあなにこもる)  今年も全国各地で出現が相次いだクマ。七十二候では冬眠のために穴に入る時期とされている。クマはこの間に子を産み春にいっしょに出てくる。  七十二候では第六十二候。  2020...
七十二候

雨の「大雪」雪はないが肌寒い曇り空

  二十四節気・大雪(たいせつ) 七十二候・閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)  二十四節気は寒さが次第に強まり、山々が白くなり平地でも雪がちらちらと舞い始めるころを「大雪」と呼んで冬本番の到来を予感している。初冬の季節...
七十二候

橘黄ばむころ、空はオレンジ色に

七十二候・橘始黄(たちばなはじめてきばむ)  七十二候の第六十候は「橘始黄」。橘の実が黄色く色づくころ。  橘は、もともと京都御所の「右近の橘」など日本原産の果物だが、ミカンなど幅広い柑橘類を表す。冬の果物がおいしくな...
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