七十二候・麋角解(さわしかのつのおつる)
七十二候の第六十五は麋角解(さわしかのつのおつる)。麋は大きなシカ。大陸に住むオオシカやヘラシカを表す。冬の雪に備えて鹿の角が折れる頃という意味。日本では見られない風景だ。
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中国が元になっている七十二候の中でも中国色が強い一節だ。
2020年は12月26日。寒波もいったん収まって、今は全国でも雪が降っていない。福井県でも雪はほとんどない。
しかし年末から年始にかけては冷え込み冬型の気圧配置が強まり大雪の心配もある。この言葉のように雪への備えをしていきたい。
次の七十二候は雪下出麦(ゆきわたりてむぎいずる)・12月31日
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