二十四節気・大暑 七十二候・桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
「大暑」は文字通り1年の中で最も暑い時期だ。夏至から約1カ月後、8月中ごろの立秋までが一年で最も暑いころとされる。
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2021年は7月22日が大暑。今年は梅雨末期の大雨が大平洋側を中心にあったものの梅雨明けは早く19日に最後の四国が梅雨明けとなり日本列島は真夏となった。連日各地で35度を超える猛暑日となっている。
北陸地方では14日に早々と梅雨明け。連日青空が広がり、30度を超える夏日が続く。大地が暖められて上昇気流が発生し夕方には積雲が発達して雄大積雲となり時にはかなとこ雲を伴い積乱雲となる。東京オリンピック開幕にあわせ22日から4連休がスタートした。22日は福井市でも午前9時前に30度を超えるなど暑さが厳しい。
大暑の15日間が過ぎると二十四節気では立秋となる。立秋は8月7日。
七十二候は「桐始結花」。桐はタンスや事などに使われる樹木で薄紫色の花が咲くという。
【歳時記】夏の季語
指紋みな流れ出したる大暑かな 佐藤成之
水晶の念珠つめたき大暑かな 日野草城
じだらくに勤めてゐたい大暑かな 石田波郷
ふくませる乳房のしろき大暑かな 武久宏子
空き缶がひらき直ってる大暑 碓井のぼる
念力の緩めば死ぬる大暑かな 村上鬼城
次の二十四節気は「立秋」8月7日
次の七十二候は「土潤溽暑」・7月27日
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