七十二候・玄鳥去(つばめさる)
七十二候の第四十五候は「玄鳥去」。春先にやってきて子育てをしたツバメは秋に南の暖かい地に向かう。越冬先は東南アジアやオーストラリアまで飛んでいくという。
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家の軒下に巣を作って害虫を食べてくれるツバメは人々に親しまれてきた。巣立ちをしたツバメはこの時期は田んぼや葦の生えている川沿いなどで見かける。春先は巣作りの場所を探して住宅地を飛び回っている。
2021年の「玄鳥去」は9月18日。昨年より一日遅い。残暑も終わり秋の気配が強まっている。水田地帯ではソバの花が咲き始めた。ツバメは住宅地で見かけることはなくなった。
18日は台風14号が日本を横断。九州、瀬戸内、紀伊半島から太平洋沿岸を進み全国的に雨。北陸は風は弱いが雨が降り続き蒸し暑い。
次の七十二候は雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)9月22日
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