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二十四節気・大雪(たいせつ) 七十二候・閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
太陽の動きを元につくられた二十四節気と七十二候は古くからある暦の中でも季節の動きには正確だ。寒さが次第に強まり、山々が白くなり平地でも雪がちらちらと舞い始めるころを「大雪(たいせつ)」と呼んで冬本番の到来を予告してきた。七十二候の「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」 も初冬の季節の変化を感じさせる言葉だ。
2021年の大雪は12月7日。前年と同じ日だ。北陸では「大雪(たいせつ)」の朝から雨模様。福井地方気象台の最低気温は8・9度。全国的には10度を超える地点も多く雪が降りそうな雰囲気は全くない。
今冬はラニーニャ現象で「大雪(おおゆき)」が心配されているが、北陸まだ暖かい日が続き、冬はまだ先の雰囲気だ。
七十二候は第六十一候。「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる」。生き物も動きをひそめて冬にそなえるという意味。「塞」には砦という意味があり冬将軍から人々を守るイメージもありそうだ。
【歳時記】冬の季語だ
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大雪や暦に記す覚え書き 椎橋清翆
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次の二十四節気は冬至・12月21日
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