雪の下で麦芽吹くころ、年越し寒波が到来か【七十二候】

七十二候

七十二候・雪下出麦(ゆきわたりてむぎいずる)

 七十二候は立春を起点とするため、現代の暦の1年とは1カ月のずれがあり、2月から始まり1月で終わる。「雪下出麦」六十六候となる。

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 2021年は大晦日の12月31日が「雪下出麦」。昨年と同じ日でことし最後の七十二候となった。七十二候は微妙に日がずれていくので、年明けの1月1日になることもある。

 雪に覆われた麦畑で、雪の下から麦が芽ぶいているころという意味。温暖化のため実際にはもっと早くから麦畑が芽吹いて緑色になっていることが多い。

 2021年は12月後半に寒波が到来し、北陸でも畑や田んぼが雪に覆われた地域が多ったが、29日ごろから寒気が緩みいったん雪が消えたところもある。

 予報では30日から再び寒くなり年越し寒波で積雪も予報されている。

 北陸の31日は朝から雪模様となり、一時強く降った。麦は再び雪の下になっている。


前の七十二候は麋角解(さわしかの つの おつる)・12月26日

次の七十二候は芹乃栄(せり すなわち さかう)・1月5日

★2021年度の七十二候一覧


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