二十四節気・大寒、七十二候・款冬華(ふきのはなさく)
「大寒」は1年で一番寒さが厳しい頃。二十四節気で最後の言葉だ。かつての暦では1年の終わりだった。寒いけど次は春。どんなに雪が降ってももうすぐ冬は終わる。この時期に体を鍛え、1年を生き抜く体力を養っていくという寒稽古の季節でもある。2022年は1月20日。昨年と同じ日だ。
Sponsored Link
七十二候は春を先取りする「款冬華(ふきのはなさく)」。フキの花、蕗の薹が雪の下から現れてくるころだ。冬の花も咲き出す。
1月20日は冬型の気圧配置となり、北陸では雪模様となった。朝は10センチの新雪があった。北陸4県には大雪注意報がだされた。
今回の雪も20日でほぼ終わりそうで、「大寒」の15日間が終わると次は立春。新しい1年の始まりとなるさ
【歳時記】冬の季語
端ひかり大寒の雲動くかな 加藤楸邨
大寒の硝子が痛きまで澄みて 柴田白葉女
大寒の残る夕日を市の中 石橋秀野
大寒の星くづ韻き合ふ夜なり 野口はやを
次の二十四節気は立春・2月3日
次の七十二候は水沢腹堅(さわみず こおりつめる)1月25日
Sponsored Link