雨交じりの曇り空で雪消える【二十四節気・七十二候】

七十二候

二十四節気・雨水(うすい)、七十二候・土脉潤起(つちの しょう うるおい おこる)

 立春に続く二十四節気は「雨水」。空から降ってくる雪が雨に変わり、深い積雪も融けて水が流れ出す頃を表す。草木が雨にうたれて芽ぐみ始める。

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 2022年は2月19日。ラニーニャ現象で今年は大雪になるところも多かったが、19日は全国的に寒気は緩み曇り空。20日にかけてもみぞれまじりの雨となった。北陸でも雪の少なかった海沿いの地域では田んぼや屋根雪はほぼ消えた。

 七十二候は第四候。 土脉潤起(つちの しょう うるおい おこる)は春の雨で雪に覆われた土を湿らせ、土の中で眠っていた動物たちが起き出す頃とされている。


【歳時記】春の季語

松風に驚く松も雨水かな  池田澄子

値昆布をひと夜ねかせる雨水かな  角田登美子

旅に出て少しはなやぎ雨水の日  山崎房子


前の二十四節気は立春(りっしゅん)・2月4日

次の二十四節気は啓蟄・3月5日

二十四節気一覧


前の七十二候は魚上氷(うおこおりをいずる)・2月14日

次の七十二候は霞始靆(かすみ はじめて たなびく)・2月23日

七十二候一覧

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