七十二候・霞始靆(かすみ はじめて たなびく)
七十二候の第五候は「霞始靆(かすみ はじめて たなびく)」。春になって気温が上がり大気中の水蒸気が増え、野山の塵が増えてきて遠くの山や景色がぼやけて見える春霞がたなびき始めてくることを意味する。
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2022年は2月24日。昨年より1日遅い。
今年は2月になって冬型の気圧配置となることが多く、寒気も強い。全国的に雪が降り2月の終わりでも野山に雪が残っている。七十二候とは逆に寒い日が多く霧が出るための気温上昇がなかなかない。
2月24日も北陸地方は寒気が残り朝は新雪となるところが多かった。朝は富山市で54センチ,金沢市で35センチ、福井市で32センチの積雪となった。昼前には日が差して雪も次第に融け始めている。
前の七十二候は「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」・2月19日
次の七十二候は「草木萠動(そうもくめばえいずる)」・3月1日
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