七十二候・鴻雁北(こうがんかえる)
七十二候の第十四候。冬を日本で過ごした雁が北へ帰るころというが、今は季節とかなりずれている。
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マガンは天然記念物で北陸を南限に越冬し、春生まれ故郷のシベリアなどへ帰っていく。 最近は温暖化で春の気温が上がり、北帰行の時期も早まっている。3月に半ばにはもうほとんどの地域でマガンの姿が見えなくなってしまう。
2022年は4月10日が鴻雁北。昨年と同じ日付だ。北陸では全く雁の姿はない。マガンがいた田んぼには田植えの準備のため、水が張られるところもある。
10日は移動性高気圧が日本列島を覆い朝から気温が上昇。午前中に25度を超える地点が増えてきた。
次の七十二候は虹始見(にじはじめてあらわる)・4月15日
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