二十四節気・小暑(しょうしょ) 七十二候・温風至(あつかぜいたる)
「小暑」は二十四節気の十一番目。「夏至」から2週間たち、少しずつ昼の時間が短くなっていく頃。太陽もわずかに高度を下げるが、大地が暖められ暑さはこれから増してくる。この日から「暑中に」入りこれから盛夏を迎えていく。例年は小暑の数日後には梅雨明けを迎えることが多く、梅雨末期の集中豪雨被害を迎えることも多い時期だがことしは6月に梅雨明けしている。
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2022年は7月7日。前年と同じように七夕と重なった。列島の空は台風4号の影響も消え、青空が広がっているところが多い。それと同時に暑さも戻ってきた。北陸では午後には30度を越えそうだ。
七十二候は第三十一候の「溫風至(あつかぜいたる)。文字通り暑さが強まることを表現している。
【歳時記】夏の季語だ。
小暑かな佃煮選ぶ佃島 田中風見子
塩壺の白きを磨く小暑かな
次の二十四節気は大暑・7月22日
次の七十二候は蓮始開(はすはじめてひらく)・7月12日
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