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二十四節気・大雪(たいせつ) 七十二候・閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
二十四節気の冬は「立冬」から「大寒」まで。実際の季節は11月初旬から1月中旬まで。二十四節気が気象に先行する。
二十四節気の中で冬の到来を実感させることが「大雪(たいせつ)」だ。寒さが次第に強まり、山々が白くなり平地でも雪がちらちらと舞い始めるころを「大雪」と呼んで冬本番の到来を予告してきた。
七十二候は「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」。初冬の季節の変化をより実感させる。
2022年の大雪は12月7日。前年と同じ日だ。北陸では11月は晴れた小春日和が多かったが、12月になって雨模様の暗い冬空も見えてきた。気温はまだ高く平地では雪はもう少し先の雰囲気だ。「大雪(たいせつ)」の朝から雨模様。12月7日の福井地方気象台の最低気温は5・3度。北陸は軒並み5度前後の寒い朝。東京の最低気温は3・6度と全国的に寒くなり雪の降る地域もあった。雪の季節が近づいている。
今冬も2021年に続いてラニーニャ現象が発生していて「大雪(おおゆき)」が心配されている。
七十二候は第六十一候。「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる」。生き物も動きをひそめて冬にそなえるという意味。「塞」には砦という意味があり冬将軍から人々を守るイメージもありそうだ。
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次の二十四節気は冬至・12月21日
次の七十二候は熊蟄穴(くまあなにこもる)・12月12日
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