二十四節気・雨水(うすい)、七十二候・土脉潤起(つちの しょう うるおい おこる)
立春に続く二十四節気は「雨水」。空から降る雪が雨に変わり、積もった雪も融けて水が流れ出す頃を表す。草木が雨にうたれて芽ぐみ始める。
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2023年は2月19日。今冬はラニーニャ現象が続いたものの前半は暖冬だった。しかし昨年末クリスマスと今年の大寒に強烈な寒波が襲来し北陸では大雪となった。立春になった寒波は去り暖かい日が続いた。
雨水の前に平野部の雪はほとんど消え、大雪の頃の除雪で積み上げられた雪が残っているだけ。その汚れた残雪も雨水の雨でとけていっている
七十二候は第四候。 土脉潤起(つちの しょう うるおい おこる)は春の雨で雪に覆われた土を湿らせ、土の中で眠っていた動物たちが起き出す頃とされている。
【歳時記】春の季語
松風に驚く松も雨水かな 池田澄子
値昆布をひと夜ねかせる雨水かな 角田登美子
旅に出て少しはなやぎ雨水の日 山崎房子
次の二十四節気は啓蟄・3月5日
次の七十二候は霞始靆(かすみ はじめて たなびく)・2月23日
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