春の連続青空終わり雨模様に【七十二候・虹始見】

七十二候

七十二候・虹始見(にじ はじめて あらわる)

 七十二候の第十五候は「虹始見(にじはじめてあらわれる)」。雨粒に光りが差し込んでできる虹は晴れと雨が同時に起こる変化の大きい空模様に現れる。一般的に虹は雪の多い冬には見えることが少なく、移動性高気圧と低気圧が交互にやってくる春、天気が変わりやすくなって見えることが多い。

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 2023年の「虹始見」は4月15日。昨年と同じ日だ。今年の春は4月中ごろまでは雲一つない青空が広がることが多く、気温も高かった。しかし 「虹始見」 を前に13日ごろから大陸から黄砂が流れてきて霞んだ青空となった。前日の14日から黄砂は減ったが雲が増えて少しずつ寒くなり天気も悪くなった。15日は日本列島をはさむように移動性低気圧が進み全国的に雨模様となった。16日以降も曇りや雨の地域が多い。


前の七十二候は「鴻雁北(こうがん かえる)・4月10日

次の七十二候は「葭始生(あし はじめて しょうず)・4月20日

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