暦より早く大輪の花散る【七十二候・牡丹華】

七十二候

七十二候・牡丹華(ぼたん はなさく)

七十二候の第十八候は「牡丹華」。中国では「百花の王」と呼ばれ人気の花だ。日本でも華やかな春の花として愛されているボタン。春まっただ中に咲く頃という。しかし実際は温暖化の影響で4月の気温が上がり、開花時期が早くなっている。

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 2023年の「牡丹華」は4月30日ごろから。前年と同じ日時。4月最後の七十二候だ。

 2023年は桜の開花も早く、それにあわせるように牡丹も早かった。家の玄関前に植えているボタンは4月10日ごろにつぼみが大きくなり15日にピンクの牡丹が大輪の花を開いた。それから5日ほどして次は白い花が咲いた。前年は白い花がぽつりと開いただけだったのことしは華やかな玄関先となった。花は28日ごろまでついていた。ピンクの花は色薄くなり3色のボタンがついたような感じに見えた。

 「牡丹華」の4月30日前には完全に散っていた。30日は前日の雨は上がったが朝からどんよりと曇り空で目立った花も咲いていなかった。

 

昨年の牡丹

 


前の七十二候は「霜止出苗(しもやんでなえいずる)・4月25日

次の七十二候は「蛙始鳴(かわずはじめてなく)・5月5日

七十二候一覧 

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