二十四節気・小暑 七十二候・温風至(あつかぜいたる)
2023年7月7日は二十四節気の「小暑」。暦ではこの小暑から暑中に入る。これから暑さを増して盛夏を迎えていくことを表す。小暑の数日後には梅雨明けとなることも多いが一方で梅雨末期の集中豪雨被害を迎えることも多い。ことしは7月になって暑い日が続き、連日30度を越えている。
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2023年の小暑は昨年と同じ七夕の7月7日となった。七夕の日。日本全体では沖縄と奄美地方を除いて梅雨のまっただ中。九州では豪雨被害が出ている。北陸は空梅雨模様で雨は少なく、連日30度を超える真夏日となっている。小暑前日の7月6日はさらに気温が上がり、午前中から32度を超え午後は35度を超える猛暑日とる地点もあった。
7月7日はさらに気温が上がり北陸各地は午前中から30度を超えている。金沢市は午前10時前に33・3度を記録した。午後には多くの地点で35度を越える猛暑日となった。午前中はうっすらと青空も見えたが、日本に再び梅雨前線が近づいてくるため九州など西から雨の地域が増えてきそうだ。北陸でも夜は雨で七夕の銀河が見えなかった。
七十二候は第三十一候の「溫風至(あつかぜいたる)」。文字通り暑さが強まることを表現している。
【歳時記】夏の季語だ。
小暑かな佃煮選ぶ佃島 田中風見子
妻待ちし小暑海彼のうから来ぬ 千保霞舟
塩壺の白きを磨く小暑かな 山西雅子
次の二十四節気は大暑・7月22日
次の七十二候は蓮始開(はすはじめてひらく)・7月12日
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