七十二候・寒蝉鳴(ひぐらしなく)
立秋を過ぎても暑さは続いている。しかし暦は一足早く秋にゆっくり向かっていく。二十四節気も七十二候も秋の言葉が並ぶ。
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暦の上では残暑だが2023年は異常な暑さが続いている。七十二候の第三十八候は寒蝉鳴。寒蝉と書いてひぐらしと読む。ヒグラシは蜩とも書かれ、夕方に鳴く蝉。カナカナと晩夏に鳴き出すイメージだ。ことしは暑さでセミの声も少ない。
2023年は8月13日が「寒蝉鳴」。7月後半から猛暑が続いている。8月8日に大平洋で台風7号が発生。8月13日ごろに沿岸に接近する見通しで15日ごろには日本海に抜けるかもしれない。w
【歳時記】寒蝉は秋の季語
日ぐらしや急に明るき湖の方 一茶
たちまちに蝉の声揃ふなり 中村汀女
ひぐらしをきく水底にゐるごとく 木内怜子
前の七十二候は涼風至(すずかぜいたる) 8月8日
次の七十二候は蒙霧升降(ふかき きり まとう) 8月17日
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