朝晩急に涼しく、稲刈りほぼ終わり水消える【七十二候】

七十二候

七十二候・水始涸(みずはじめてかる)

 10月になってようやく朝晩涼しくなり秋を感じるようになってきた。七十二候の第四十八候は水始涸(みずはじめてかる)」。水田に張られた水が落とされ、稲が実り始めたころを現す言葉だ。立春から始まった七十二候はちょうど3分の2となった。

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 最近は稲の種類も増えてこの頃には既に稲刈りを終えた水田も多い。特に今年2023年は夏から秋にかけての猛暑でかなりの田んぼは稲刈り後の2番穂の状態だ。それでも一部はまだ刈り取り前の黄金色だ。

 2023年の「水始涸」は10月3日。前年と同じ日。北陸では9月終わりから時々雨が降ることがあっても青空の日が多い、10月になって涼しい日が多い。特に10月3日は福井市の最低気温が13・9度。朝は寒さを感じて起きた。金沢や富山も16度以下だ。週間予報を見ても全国的にこれから最高気温が30度を超える真夏日は少なそうだ。

 


前の七十二候は蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)・9月28日

次の七十二候は鴻雁来(こうがんきたる)・10月8日

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