二十四節気・立冬(りっとう) 七十二候・山茶始開(つばきはじめてひらく)
立春から始まる二十四節気。春、夏、秋が終わり最後の冬がやってきた。暦の上では冬となる。立冬は「冬の気」が立つ意味。秋と冬の境の日だ。今年は11月も夏日が続くなど体感ではなかなか実感はないが、朝晩の冷え込みは感じる。ゆっくりと冬が近づいている。
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これから3か月、2月の立春まで6つの節気が冬の節気。太陽の高度は冬至に向けて下がり、日の出は遅く日の入りは早くなる。
2023年は11月8日。前年より一日遅い。
11月6日ごろから日本海側は強風の吹く荒れた空模様となり6日に解禁されたズワイガニ漁は6,7日とも出港できなかった。7日は少し風も落ち着き青空が見えてきた。
8日は全国的に秋晴れとなった。最低気温は軒並み10度を超えて暖かく冬の雰囲気はなかった。。
七十二候では 山茶始開(つばきはじめてひらく) 。山茶と書いてつばきと読む。ここで表されているのは椿の花でなく山茶花(さざんか)の花という。10月から12月にかけて白や赤い花が咲く。ことしは椿の花も山茶花もまだ咲いていない。
2024年にかけての冬は前年までのラニーニャ現象から一転してエルニーニョ現象が予測され暖冬となりそうだ。ただ一時的なドカ雪の恐れは今冬もある。
【歳時記】冬の季語
けさの冬好き毛衣を得たりけり 与謝蕪村
菊の香や月夜ながらに冬に入る 正岡子規
立冬のあとの青空松葉降る 阿部みどり女
空稲架へずかずかと冬が来る 越智久雄
次の二十四節気は小雪・11月22日
二十四節気一覧
次の七十二候は地始凍(ちはじめてこおる)・11月13日
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