二十四節気・立春(りっしゅん)、七十二候・東風解凍(はるかぜ こおりを とく)
「立春」。ここから新しい1年の暦がスタートする。二十四節気を元にした暦ではこれから来年の大寒までで太陽の動きが変化し年が過ぎていく。
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最近は暖冬と寒い冬がほぼ1年おきにやってくる。この冬はエルニーニョ現象で予想された通り北陸は暖冬だった。12月一時的な大雪があり除雪車も出たがクリスマス過ぎにはほぼ消えた。年が明けて1月初旬にも積雪があったがこちらはもっと雪は少なく短かった。1月中旬過ぎからはほぼ雪なしが続いた。
雪が少なくても春がやってくることは心浮き立つ。
2024年の最初の二十四節気「立春」は2月4日。立春の4日は日本海側は青空が広がり北陸福井市は最高気温が10・0度と暖かかった。
1年を72の季節の言葉で分ける七十二候(しちじゅうにこう)は「東風解凍(はるかぜこおりをとく)でスタートする。東から吹いてくる春の風が氷を溶かしてくれるという意味。暖冬の今年はなかなか自然の氷におめにかかれなかった。
【歳時記】春の季語
立春や駅天窓の日を降らし 寺島ただし
春立つや子規よりより手紙漱石に 榎本好宏
雪ながら春立つ朝のめでたさや 日下部宵三
象の鼻ぶらりと春が来ておりぬ 山下裕子
次の二十四節気は雨水・2月18日
前の七十二候は鶏始乳(にわとり はじめて とやにつく)・1月30日
次の七十二候は黄鶯睍睆 (うぐいすなく)・2月8日
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