七十二候・鴻雁北(こうがんかえる)
この冬は一度もマガンを見ることがなかった。20年ほどマガンの写真を撮ることを楽しみにしているが、この数年飛来を見る機会が減り今年はついにゼロだった。体調の問題で以前より外にを回ることが減ったがそれでも白鳥は何度も見かけ写真も撮った。
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「鴻雁北」。七十二候の第十四候。冬を日本で過ごした雁が北へ帰るころという。
マガンは天然記念物で北陸を南限に越冬し、春生まれ故郷のシベリアなどへ帰っていく。 最近は温暖化で春の気温が上がり、北帰行の時期も早まっている。3月に半ばにはもうほとんどの地域でマガンの姿が見えなくなってしまう。
2024年は4月10日が鴻雁北。北陸では全く雁の姿はない。かつてマガンがよく飛来した田んぼは田植えの準備のため、少しずつ水が張られている。
4月は暖かく晴れた日が多く、開花が遅れていたソメイヨシノが各地で一斉に咲いた。北陸は4月8日が満開になるところが多く週末の4月6日から名所は花見でにぎわった。4月8日は午前中は青空も見えたが、夕方からは雨。気温も下がりそうで寒さがぶり返すと花もちがいいそうだ。
4月9日は夜半から強い雨。昼も強い風が吹いた。桜は寒くなったためまだあまり散っていない。
次の七十二候は虹始見(にじはじめてあらわる)・4月15日
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