夏日近づき虹は遠く落花始まる?【七十二候】

七十二候

七十二候・虹始見(にじ はじめて あらわる)

 七十二候の第十五候は「虹始見(にじはじめてあらわれる)」。雨粒に光りが差し込んでできる虹は雪の多い冬には見えることが少なく、移動性高気圧と低気圧が交互にやってくる春は天気が変わりやすくなって雨と晴れが混じる春に見えることも多い。

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 2024年の「虹始見」は4月14日。今年の春は3月は寒い日が多く桜の開花も遅れた。4月になって晴れた日が続いて全国的に一斉に桜が開花したような雰囲気となった。4月初旬はいったん寒さが戻り、桜が散る時期が遅くなった。

 虹が出るような雨の日は少なく虹の見える日は4月にはまだない。14日は気温が上がる予想で虹よりも先に夏日が現れるかもしれない。気温が上がると桜も散り始めそうだ。


前の七十二候は「鴻雁北(こうがん かえる)・4月9日

次の七十二候は「葭始生(あし はじめて しょうず)・4月20日

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