二十四節気・「立夏」 七十二候・「蛙始鳴」
「立夏(りっか)」。二十四節気ではこの日から季節は夏となる。二十四節気の第八節。春分と夏至のほぼ中間。新緑の頃。1年のうちでさわやかで過ごしやすいころだ。
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2024年は5月5日。前年の同じ日で子どもの日端午の節句とも重なった。5月になって好天が続いている。今年の5月は日本列島全体で気温が高く、4日も軒並み25度を超える夏日となっている。
立夏の5日は全国的に好天で早朝は爽やかで過ごしやすかったが昼前に気温は上昇、北陸でも富山市で31度を超え福井市も29度台となっている。
七十二候は第十九候、「蛙始鳴(かわず はじめて なく)。蛙の活動が活発になりにぎやかな鳴き声が聞こえてくるころ。蛙ととともに虫の活動も盛んになってきた。
【歳時記】夏の季語
夏立つや未明にのぼる魚見台 高田蝶衣
プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 石田波郷
子に母にましろき花の夏来る 三橋鷹女
おそるべき君等の乳房夏来る 西東三鬼
竹筒に山の花挿す立夏かな 神尾久美子
次の二十四節気は「小満(しょうまん)」・5月21日
次の七十二候は「蚯蚓出(みみずいずる」
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