芒種、稲も成長梅雨近づく【二十四節気・七十二候】

七十二候

二十四節気・芒種(ぼうしゅ) 七十二候・蟷螂生(かまきりしょうず)

芒が伸びる麦の実

 二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」は稲や麦など穂先のようなとげを持つ芒(のぎ)のある植物の種を蒔く頃とされてきた。2024年は6月5日。現代は麦は収穫を終え、稲は田植えが終わっている。暦と季節がずれている。

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 芒種は梅雨入りの頃でもある。

 

 七十二候の「蟷螂生」は第二十五候。カマキリの幼虫がふ化する頃という。


【歳時記】夏の季語

芒種はや人の肌さす山の草   鷹羽狩行

朝粥や芒種の雨がみずうみに  秋山幹生

さらさらと竹に雨くる芒種かな 岸田雨童


前の二十四節気は「小満(しょうまん)・5月21日

次の二十四節気は「夏至(げし)・6月21日

二十四節気一覧


前の七十二候は「麦秋至(むぎのあきいたる)」・5月31日

次の七十二候は「腐草為蛍(くされたる くさ ほたるとなる)・6月11日

七十二候一覧


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