七十二候・水始涸(みずはじめてかる)
異様な猛暑に2024年も朝晩は涼しくなりようやく秋の雰囲気となってきた。七十二候の第四十八候は水始涸(みずはじめてかる)。水田に張られた水が落とされ、稲が実り始めたころを現す言葉だ。10月最初の七十二候。立春から始まった七十二候はちょうど3分の2まで進んだ。
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最近は稲の種類も増えてこの頃には既に稲刈りを終えた水田も多い。わずかに残って晩生の品種は黄金に実って稲刈りを待っている。
2024年の「水始涸」は10月3日。前年と同じ日。しばらく続いてきた晴天も、雨模様の空になってきた。「水始涸」という言葉とは裏腹に大地が湿ってきた。北陸各地の3日朝の気温も最低気温は20度を下回り肌寒かった。しばらく雨の日が続きそうだ。
前の七十二候は蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)・9月28日
次の七十二候は鴻雁来(こうがんきたる)・10月8日
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