二十四節気・寒露(かんろ) 七十二候・鴻雁来(こうがん きたる)
二十四節気の「寒露」は朝晩の冷え込みが強まり、草や葉に露が宿るころ。秋の深まりを表す言葉だ。
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2024年の寒露は10月8日。連日最高気温が35度を超える猛暑、残暑が続いていたことしは9月の秋分からようやく気温が下がり秋らしくなってきた。10月になって朝晩は冷え込み寒露前の10月7日は北陸では冷たい雨が降りしきった。
水田に植えられているソバの花も9月終わりには咲き始め、寒露を前に収穫の時期も近づいている。
七十二候は「鴻雁来」。第四十九候。ツバメが南に帰り、入れ違うように雁が渡ってくるころを意味する。ことしは東北では10月始めに雁行飛来の便りを聞く。北陸ではまだ雁をみかけていないがそろそろやってきそうだ。
【歳時記】寒露は秋の季語。
茶の木咲きしぶみ古ぶ寒露かな 飯田蛇笏
とぶ鳥の羽音間近に寒露かな 高木良多
学校の廊下をおもう寒露かな 三浦ミヨ子
次の二十四節気は霜降・10月23日
次の七十二候は菊花開・10月13日
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