二十四節気・立冬(りっとう) 七十二候・山茶始開(つばきはじめてひらく)
1年を24の季節に分ける二十四節気は19番目。冬に入る。「立冬」とは冬の気が立つ意味。秋と冬の境の日だ。実際の季節は秋が深まる晩秋だが、季節の言葉は冬に繋がっていく。
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2月の立春までが冬の節気だ。太陽の高度は下がり、日の出は遅く日の入りは早くなる。2024年は11月7日。猛暑、残暑が続いた2024年ようやく木々が色づき始めた。
立冬前日の11月6日は北陸の最低気温は10度を超えまだ本格的な寒さはきていないが北海道は雪予報もでている。
七十二候は「 山茶始開(つばきはじめてひらく) 」。山茶と書いてつばきと読むが、ここで表されているのは椿の花でなく山茶花(さざんか)。10月から12月にかけて白や赤い花が咲く。
これからやってくる冬は大平洋のペルー沖の海水温が下がるラニーニャ現象が発生しているため前年より寒くなり雪も多くなる予報が出ている。これから秋の終盤は急激に寒くなってくるかもしれない。
【歳時記】冬の季語
けさの冬好き毛衣を得たりけり 与謝蕪村
菊の香や月夜ながらに冬に入る 正岡子規
立冬のあとの青空松葉降る 阿部みどり女
空稲架へずかずかと冬が来る 越智久雄
次の二十四節気は小雪・11月23日
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