二十四節気・冬至 七十二候・乃東生(なつかれくさ しょうず)
冬至は北半球では1年中で昼が最も短く夜が長い日。太陽の高度が最も低い。2024年は12月21日。
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2024年最後の二十四節気。2024年は9月中旬までの異常な猛暑、残暑。11月も平年より気温が高かった。11月になってようやく秋らしくなってきた。年末から2025年まではラニーニャ現象の影響もあり、平年より寒く日本海側は雪が多いとの予測も出ている。ただ冬至の21日は少し寒気が強まるもののまだ本格的な雪にはならないとの予報だ。
北陸の平野部では時々みぞれや霰はふっても積雪にはいたっていない。
中国では「一陽来復」という言葉があり、冬至で最も太陽が弱まった後、これから光りが増してくるころとして祝った。
七十二候では「乃東生(なつかれくさしょうず)」。七十二候で第六十四候となる。夏に花が枯れる「夏枯草(かごそう)」が生えてくる頃と言われる。夏枯草はウツボグサとも呼ばれる。
【歳時記】冬の季語
仏壇に水仙活けし冬至かな 正岡子規
海の日のありありしづむ冬至かな 久保田万太郎
冬至までひと日ひと日の日暮れかな 草間時彦
冬至晴思ひ切らむと走りけり 小林貴子
次の二十四節気は小寒・1月5日
次の七十二候は麋角解(さわしかのつのおつる)・12月26日
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