鹿の角折れる寒さの頃、年街寒波近づく【七十二候】

七十二候

七十二候・麋角解(さわしかのつのおつる)

 2024年最後の七十二候は麋角解(さわしかのつのおつる)。第六十五候となる。麋は大きなシカを表す漢字。大陸に住むオオシカやヘラシカを表す。冬の雪に備えて鹿の角が折れる頃という意味。日本ではなかなか見られない風景だが、年末で寒さは強まるころだ。中国が元になっている七十二候の中でも大陸の風景を感じさせる言葉だ。

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 ニホンジカは春先、3月ごろに角が生え替わるという。

 

 2024年は12月26日。

 ことしの北陸の冬は寒さが厳しく雪は例年より多いとの予報だが、12月は平地ではほぼ雪はなく、クリスマスも暖かく青空も見えた。

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前の七十二候は乃東生(なつかれくさしょうず)・12月22日

次の七十二候は雪下出麦(ゆきわたりてむぎいずる)・12月31

2024年七十二候一覧

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