七十二候・雪下出麦(ゆきわたりてむぎいずる)
七十二候は立春を起点とするため、現代の暦の1年とは1カ月のずれがあり、2月から始まり1月で終わる。「雪下出麦」六十六候となる。
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2024年は大晦日の12月31日が「雪下出麦」。ことし最後の七十二候となった。七十二候は微妙に日がずれていくので、年明けの1月1日になることもある。
雪に覆われた麦畑で、雪の下から麦が芽ぶいているころという意味。温暖化のため実際にはもっと早くから麦畑が芽吹いて緑色になっていることが多い。
2024年は12月後半に寒波が到来し、北陸でも新潟県では深い積雪となったところもあるが、北陸南部の石川、福井県は平野部ではほぼ雪なしの状態が続いている。麦は雪の下にならないままに芽吹いている。予報では年末寒波もいったん収まり、元旦は曇りや雨となりそうだ。
前の七十二候は麋角解(さわしかの つの おつる)・12月26日
次の七十二候は芹乃栄(せり すなわち さかう)・1月5日
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