初旬の暖かさ一変、寒波戻り蝶はまだ蛹か【七十二候・菜虫化蝶】 

七十二候

Sponsored Link

七十二候・菜虫化蝶(なむし ちょうと なる)

 七十二候の第九候は「菜虫化蝶」。菜虫とは畑の根菜などの葉っぱにつく青虫のこと。青虫が冬にさなぎとなり暖かくなると蝶に生まれ変わる。元々はモンシロチョウを指している。

二十四節気の啓蟄の最後の七十二候。啓蟄にあわせてか虫に関する言葉になっている。

 2025年は3月15日から。2月から一転暖かくなった3月。晴れた日も多く、北陸でも平野の雪は完全に消えた。遠くの山々も白い部分が少なくなってきた。寒波で隠れていた虫もうごめいている。ただ「菜虫化蝶」の15日からは再び寒くなり、雲が広がって青空も消えた。青虫もまだ蝶になるのは早いようだ。


前の七十二候は桃始笑(ももはじめてさく)・3月10日

次の七十二候は雀始巣(すずめはじめてすくう)・3月20日

七十二候一覧


Sponsored Link
タイトルとURLをコピーしました