桜はようやく、見ごろ、マガン既に去る【七十二候・鴻雁北】

七十二候
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七十二候・鴻雁北(こうがんかえる)

 「鴻雁北」。七十二候の第十四候。冬を日本で過ごした雁が北へ帰るころという。

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 福井県の坂井平野は大陸から渡ってくるマガンの越冬地としては北限といわれる。以前は毎日のように家の上空を飛んで坂井平野に向かう編隊を見かけたが、最近はその機会が減った。餌場の関係で坂井平野にくる雁が減ったのと飛行コースが変わったこともある。それでもこの冬数回水田で餌をついばむ群れを見た。マガンが消えた一方で白鳥は年々増えている感じでことしも3月終わりころまで頻繁にみかけた。

 2025年は4月9日が鴻雁北。北陸では全く雁の姿はない。かつてマガンがよく飛来した田んぼは田植えの準備のため、少しずつ水が張られている。

 

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前の七十二候は玄鳥至(つばめきたる)・4月4日

次の七十二候は虹始見(にじはじめてあらわる)・4月15日

七十二候一覧

 

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