七十二候・虹始見(にじ はじめて あらわる)

七十二候の第十五候は「虹始見(にじはじめてあらわれる)」。雨粒に光りが差し込んでできる虹は晴れと雨が同時に起こる変化の大きい空模様に現れる。虹は雪の多い冬には見えることが少なく、移動性高気圧と低気圧が交互にやってくる春、天気が変わりやすくなり、雨の中に日が差してくる「天気雨」が起こりやすい春以降に出現することが多くこの七十二候の言葉になったのだろう。
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2025年の「虹始見」は4月15日。今年の春は4月になってようやく暖かくなり晴れの日も多くなった。北陸では4月初旬に桜が咲き始め10日ごろまで見ごろが続いた。しかし14日夕から寒気が流れ込んで、雨模様の悪天候となり桜も本格的に散り始めた。

前の七十二候は「鴻雁北(こうがん かえる)」・4月9日
次の七十二候は「葭始生(あし はじめて しょうず)・4月20日



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