二十四節気・穀雨(こくう) 七十二候・葭始生(あしはじめてしょうず)
二十四節気の「穀雨」は田んぼや畑の耕作準備が整ったころに暖かい柔らかな雨がふるころを表す。「春雨降りて百穀を生化すれば也」。雨が続けば菜種梅雨とも呼ばれる。春の最後の二十四節気だ。穀雨の15日間が終わると二十四節気はもう夏となる。
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2025年は4月20日。昨年と同じ日だ。
今年の4月は黄砂の襲来があったり、花冷えの日があったりなかなか天候は定まらない。18日からは急に気温が上がり最高気温が25度を越える夏日となった。一方で急に雨が降り雷がなることもある。
穀雨の20日は午前中晴れていたが午後にはやや強い雨。その後再びはれてきた。
七十二候は「葭始生」は暖かな春雨で湿地のアシが伸びてくる頃を表している。
穀雨は「百花の王」とされる牡丹が咲く頃。しかしことしは4月初めまで寒かったため家の玄関横の牡丹はまだつぼみの状態だ。

【歳時記】春の季語
まっすぐに草立ち上がる穀雨かな 岬雪夫
掘り起こす土くろぐろと穀雨かな 伊藤節子
穀雨なり低き天井せまり来る 如月真菜

次の二十四節気は立夏・5月5日
次の七十二候は霜止出苗・4月25日


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